2011年01月20日

[M_2011_01]『アンストッパブル』

暴走列車をいかに止めるか、というモチーフはそれこそ死ぬほどやられてきたはずで、本作も実在の事件にインスパイアされているとはいえ、その枠の中にとどまっていることは事実である。
また、いくつものシーンが、映像だけでそのシーンの意味を伝えることに成功はしているが、それは僕ごとき映画素人にも伝わるほどの偉大なるテンプレートだということであり、本作を「普通の映画」と見る向きの方がいることも当然だと思う。
しかし、本作は圧倒的に熱い。
そりゃ、一から十までわかりやすいキャラ造形と、白人の若者/黒人のオッサンの価値観が摺り合うとか、アメリカではマイナーな列車という交通機関の悲哀とか、普通の映画なのだし、主役二人もものすごい演技かと言われると、そこまでは思わないが、列車の圧倒的重量と、二人の演技に身を乗り出して、手を強く握って、軽く汗をかいて見てしまったのは、理屈じゃなくて、巨大な物体が動いてて、気合で止める、みたいな流れが単純に熱いのである。
新年早々、面白いものを見たと思っている、個人的には。
posted by 広域 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | カンショウすること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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