2007年12月17日

劇団、本谷有希子第13回公演「偏路」。

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劇団、本谷有希子@紀伊國屋ホールに行ってきました。

今回のテーマは「田舎」と「善意」と「都落ち」。

てか、「田舎グロい」「親戚の家がグロテスク」っていう感覚は

田舎出身者として非常に、ひっじょーによくわかるのです。

理由なく優しく、今あるところで満足して生きていくことに

若干の若者らしい違和感を持ったので

今私はここにいるわけですが

なんかそういう感覚は

地方出身の同時代人がみんな持ってるのかな〜という気がします。


というのが前半部分で、後半は主人公の馬渕英俚可が

女優の夢を一生懸命に諦めきろう」(ネタバレ防止のため反転)

とします。

前作の「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」でも

主人公の高橋一生が「妄想の中に必死に逃げ込む」様を描いたのですが

最近の本谷有希子は、「みんなが楽だと思っている選択肢も

必死で維持しないと大変じゃない?」というところを

突っ込んでみている感じです。

以上感想でした。

ちなみに今回は、劇団、本谷有希子で初めて

パンフレットが販売されました。

またそちらを読んで思うところがあれば書き足します。

*「偏路」特設ページ*
http://www.motoyayukiko.com/henro/
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2007年10月22日

第21回ゆーりんプロデュース公演「神々のトロイア」。

同僚のぱわーどすぴーかーさん(ねえやん)がご出演の舞台を

板橋君と観てきました。

思えば昨年春、ねえやんが養成所を卒業する際の公演を観に行ったのが

演劇熱再燃のきっかけなのでした。

そのときの脚本は、一緒に観に行った漢たちを

地獄の淵へ突き落としたトンデモ素晴らしいもので

今回もそれをニヤニヤワクワクして観に行ったのですが

想像していたよりも面白かったです。

まぁ、演出家の苦労がしのばれるわけですが。

ストーリーはトロイア戦争にギリシア神話の神々が一枚噛んでたという

普通のトロイア戦争物語で

さすがにこれは普通の話か(ちょっと残念)と思ったら

最後にプチトンデモ素晴らしいのが織り込まれて満足。

いや〜あれは大変そうだわ。お疲れ様です >ねえやん

ちなみに、トロイアの王女にカッサンドラという人がいるのですが

今回ロビーでは

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カツサンドだ!

カツサンド引換券がついてました。

ご丁寧に「カッサンドラのカツサンド」とまで・・・

カツサンドはうまかったけれども!
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2007年07月25日

拙者ムニエル「ヤバ口さんちのツトム君!」。

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拙者ムニエルの公演に行ってきました。

舞台が、「バイトが3日以上続かない若者が集う施設」で

「バイトが3日以上続かない若者」たちがわらわら騒ぐ話。

「どうしようもない」と形容されるのがなぜだかよくわかりました。

非常に笑えました。

役者陣がどなたもキャラが濃くて・・・

やばいですね、中毒になりそうです。

*拙者ムニエル公式サイト*
http://www.sessya.com/
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2007年07月15日

ポツドール「人間 失格」。

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正確なタイトルは、「人間黒ハート失格」とハートが入る。


先日、元同僚で、現在は静岡で劇団の音響をやっているW君と会った。

その時薦められたのがこの舞台。

台風の中、三鷹にて観劇。


主人公は、いわゆるニート。

舞台は、その主人公の自宅アパート。

前半は、主人公と他の登場人物が電話で会話するのみ。

後半、ようやく登場人物が現れる。

この舞台には、都合3つの時間軸(と思われるもの)が存在するが

いったいどれが「現実」の話なのかわからない。

太宰の『人間失格』を読みながら空想した世界と思われるもの

その後の「現実」かと思われるもの

そして、ラストのシーン。

覚束ない上に、エロティックで破壊的。

不思議な空間にいたな、という実感が残った。


*ポツドール公式サイト*
http://www.potudo-ru.com/
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2007年07月11日

劇団おぼんろ第2回公演「洗イ ニ 生マレテ」。

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演劇を見に行くと、チラシなどで劇団員の客演情報が見られます。

そのとき、この劇団の名前と演目が妙に心に残って

折り良く時間があったので早稲田にて観劇してきました。

世界を創成することが文化となっている世界で

最下層民「洗い」である主人公・ディオが

理想の世界を創成しようとする話。

設定・ストーリーとも作り込まれていて好印象。

つかみのギャグがダダ滑りだったにもかかわらず

序盤のうちにリカバリーしたのも印象いいです。

ただ、回収してない伏線が1点あるのと

最後には、「愛のために歩き続けろ」と訴えて終わるラストに

若干の強引さを感じましたが

その点を差し引いても十分面白かったです。

次も見に行くリストに掲載。

*おぼんろ公式サイト*
http://www.obonro.com/


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2007年06月20日

阿佐ヶ谷スパイダース「少女とガソリン」。

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下北沢のスズナリで阿佐ヶ谷スパイダースの舞台を観る。

阿佐ヶ谷スパイダースは初めての観劇。

スズナリの佇まいが、「これから俺は芝居を観るのだ!」

という気持ちに火を点ける。

平日の昼公演であるにもかかわらず、大入り満員なのに驚く。


舞台は、再開発の進む村・櫛田。

櫛田の酒蔵・櫛田酒造は、再開発のあおりを受けて閉鎖。

酒蔵の関係者は、アイドル・リポリンの歌を聴きながら

酒蔵再建を志し、労働者の手による平等な世界を作ろうとする。

一方、櫛田のリゾート施設のオープニングイベントに

そのリポリンがやってくることに・・・


といったあらすじ。

毎回、あらすじをまとめるのが下手で申し訳ない。

公式から転載・引用してもいいのだが

やはり自分の手でやりたいのである。

さて、この作品のテーマは・・・どう解釈していいのか若干迷うもの。


***「少女とガソリン」公式HP***
http://asagayaspiders.net/modules/tinyd27/index.php?id=1

ネタバレありで書きますので、続きは追記にしておきます。


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2007年06月18日

カカフカカ#18「帰太郎」。

カカフカカの早稲田ファイナルということで観劇。

早稲田ファイナルの上、千秋楽だったので

客席はびっしり、前売りの支払をするお客さんもたっぷり。

時間は10分くらいは押したんじゃないかな〜

今回は、プリズン・ブレイクにインスパイアされたのか

未来SF調脱獄ラブストーリー(活字化すると凄いな・・・)。

ネタと下ネタの嵐の中、大笑いが続く。

ジャンプやファミコンにインスパイアされたネタは

オリジナルへの愛に満ちていて、嫌味がないし

下ネタも露骨だけれども、ヨゴレ切っているので

こちらも引くことなど許されなかったです。

あそこまでヨゴレ切ると、逆に爆笑に転じるのかと、吃驚です。

これらのネタ群が、早稲田を飛び出てどのくらい通用するか

未知数ですけれども、頑張ってもらいたいですね。

まだまだ私を楽しませてもらいたいですし。
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2007年06月06日

劇団、本谷有希子第12回公演「ファイナルファンタジックスーパーノーフラット」。

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凄い物を観てしまった、というのが第一印象。

本谷有希子 × 高橋一生の組み合わせは

見事な化学反応を起こしたと思います。

今回本谷有希子が扱った人格は、ひきこもり+オタク+妄想。

それも、かなり高純度に練成された逸品です。

それを、高橋一生が完璧に演じ切りました。

この点だけでも、この舞台の価値は高いと思いますが

今回の舞台の恐ろしいところは、その主題。

この舞台には、主人公の思い人と同じ服装・しぐさをする女性が

多数登場してきますが

そこでは「記号としての女性」が問題化されています。

結局我々は、記号の集積でしかなくて

その中で、「私」とはいったいなんなのか?

これが第一主題でしょう。

*第二主題についてはネタバレ含むので反転しておきます*

それから、最後のシーンで主人公は

現実を取るか、妄想+記号を取るかの決断を迫られます。

結局彼は、妄想と記号の女性と生きることを決意するのですが

その選択後、彼に突きつけられるのは

妄想を共に生きる決意をした女性からの、現実の告白です。

ここでは、妄想に生きるとしても

不可避的に現実と交渉が生じてくるのだということが

指摘されているのでしょう。

全力で妄想を生きるものにとって

現実はどのような意味を持つのか?

もっと言えば、現実から逃げることは出来ないのだから

現実に逃げ込め、現実を生きろ、というメッセージでしょうか。

(この現実の提示とその主人公による受け入れは

最後の最後、ウサギの耳外しシーンが象徴していると思われます。

主人公は、開幕からずっとウサ耳を付けており

それが、自分のレゾンデートルだったはず。)


この二つの主題、前者について、

本谷有希子がどういう回答を用意しているかは知りません。

しかし、後者については、「現実を生きろ!」という

強いメッセージを発していますし

また、そのメッセージの伝達手段としての演出にも

成功していると思います。

後者の問題意識とメッセージは佐藤友哉あたりと共有してて

その点も興味深く感じましたね。

佐藤との比較作業とか(やる人がいれば)読んでみたいし

実現するなら本谷×佐藤対談も見てみたい気がします。

話が横にずれてしまいましたが。

この作品で、本谷有希子は一つ「突き抜けた」という印象を受けました。

今までもよかったのですが、今回の舞台は出色の出来でした。

まだ観てない方も、当日券がございますので、ぜひどうぞ!


*劇団公式内特設ページ*
http://www.motoyayukiko.com/ffs/index.html

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2007年05月20日

NYLON100℃ 30th SESSION「犬は鎖につなぐべからず 〜岸田國士一幕劇コレクション〜」。

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作・岸田國士 × 演出・ケラリーノ・サンドロヴィッチ!

岸田の戯曲「犬は鎖に繋ぐべからず」「隣の花」「ここに弟あり」

「屋上庭園」「驟雨」「紙風船」「ぶらんこ」を

一本のストーリーとして再編成した作品。

岸田戯曲については以前、知り合いのW氏が演出したのだが

彼が、「一組の夫婦」の人間関係を閉鎖的に描いたのに対し

KERAは、それぞれの物語の背後に大きな物語を設定し

それぞれの登場人物を開放的に描いたと理解。

一人一人の登場人物が、他人と関わることで生じてくる

悩み、不安、いらだちといったものが描かれていると。

その中でのラストシーンは

結局人との交渉で生じる問題は交渉で打開するしかない

ということの隠喩だろうか。

全体にテンションが抑えめな分、じっくり観ることが出来たと思う。

しかしテンションが抑えめとはいえ

それでも要所要所で笑いを取ってくるのが凄いのだが。

いい舞台を観られたと思う。

これからパンフレット読んで更に思索だ!


*余談1*
開演前にトイレに行ったら帰り、KERAさんとすれ違った。

「あっ!」と思ったらもう姿はなかったので

話し掛けられなかったのが残念。

まぁ時間があっても話し掛ける度胸などないのだが・・・


*余談2*
今回は席が最前列だった。

ま〜ぁ、役者が近い近い。

カーテンコールの時、松永玲子さんと目が合ってみたり。


*余談3*
ただただ、緒川たまきさんが綺麗だった。

見とれるってのはああいう現象を言うのかと(笑)
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2007年04月25日

猫のホテル「苦労人」。

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猫のホテルの本公演を見に行く。

今回の芝居は、室町時代の山城の村から現代に至るまでの

山城一族500年の物語。

といっても、壮大なスペクタクルロマンなどではなく

小市民で苦労人の山城某たちがどたばたを繰り広げる話。

今回は全体のテーマみたいなものがつかめなくて

個々のシーンを連関の中でつかむことができなかったのが

自分の力量の問題として残念。

先祖に思いを馳せろということなのか

昔も今も、苦労は絶えないですね〜ということなのか。

シリアスに捉えるべきなのか、笑い飛ばせばいいのか。

受け取り方の難しい芝居だった、というのは確実なのだが、むむむ。

おお!

もしかして、見る側も「苦労人」ってことなのか!?
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2007年03月12日

岸田國士戯曲選集 紙風船・驟雨。

岸田國士の戯曲を、同僚のW氏が演出したので観劇してきました。

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W氏が演出したのは、一組の夫婦の風景を切り取った「紙風船」。

「あるべき夫婦像」を求める妻。

それに反発する夫。

彼らは双方共に、夫婦という制度に円環的に閉じこめられている。

冒頭で妻が戯曲を朗読したメタ的展開は

円環的封印を強調するのに成功していると思う。

そして最後に夫婦の外部から降ってくる「紙風船」は

システムを破壊する異物(環境)のメタファーでしょうか。

紙風船の意味については作品中では直接には語られていないのですが

紙風船が登場してきたときに初めて

妻の言葉が、愚痴ではない「普通の」言葉になった所から推論して

外的環境からのフィードバックに肯定的な評価を与え

システム内部で静的に固まることを非とした作品だと

一応自分の中では結論を出しました。

このような一般化ができるのかも非常に怪しいのですが

ひとまずこう整理して寝かせてみます。

W氏からは戯曲の方も参照するのを推奨されたので

またそちらを読んだら感想が変わるかもしれません。

とりあえずW氏、お疲れ様!
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2007年02月09日

カカフカカ#17.5「カカフカカパロディーズvol.3」。

早稲田大学の演劇サークル、カカフカカ

昔から気になっていたが、折良く公演が打たれたので

Noveさんと一緒に観劇。今年演劇一発目。

どんなことをやってるかというと

こんなことこんなことをやってる人たちです。

つーかこの映像がカカフカカだったことに驚きです。

今回の公演は今まで上演したコントの傑作選。

22本の生上演ネタと5本(6本?)の映像ネタは

傑作選だけあって非常によく出来ていましたよ!

ものすごく面白かったです。

ただ、後半テンポアップして3本ほどポンポンと来た後

力業で流れをせき止めてしまったのが惜しいかな

という感じがします。

テンポを上げて一気にラストまで持って行って欲しかった。

あくまで私個人の意見ですが。

でも早稲田の演劇サークルの地力が高いのを

まざまざと見せつけてもらいました。

6月本公演も見に行くかも。


*追記
どうやらカカフカカの出自を見ると(劇団HP

昔は早稲田とは関係なかったみたいです。

てことは、「早稲田大学の演劇サークル」って呼称は

劇団の方々からすると不本意かもしれませんね。

でも今は早稲田の同好会らしいからいいのか?

とりあえず注記して、本文はそのままに。
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2006年12月20日

NYLON100℃ 29th SESSION「ナイス・エイジ」。

ナイロン100℃の「ナイス・エイジ」を観ました。

チケット発売日に朝から並んでうつらうつらして

警備員に「こんなとこで寝ないで下さ〜い」と言われて

艱難辛苦の末にゲットしたど真ん中の席は

人生の中で最高のポジションでした。


かつては裕福でありながら

過去に様々な分岐点があり

現在は貧乏暮らしをしている廻(めぐり)家。

彼らが引っ越してきたボロアパートには

なんと時間移動装置が!

家族全員が装置によりバラバラの時代に飛ばされてしまう。

彼らは変えたいものを変えれるのか?

彼らは現在に帰れるのか?

1945年、1964年、1985年、2000年、2019年と

5つの時間軸で進むタイムトラベルコメディ。


です。

とにかく面白い。

何かテーマ的なことを引き出そうかと思ったのですが

相方に「言語化すると感想が固定化するからやめなさい」

と言われたので止めます。

KERAさんも、「何か汲み取ってもいいし、ただ楽しんでもいい」

みたいなことをパンフに書いてあったし、いいですよね。

面白かったです。

ちなみに、今回のパンフレットはこんなの↓
200612210133000.jpg

取り扱いに困るなぁ・・・(笑)


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2006年11月30日

表現・さわやか第3回公演「そこそこ黒の男」。

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表現・さわやか、とは、劇団猫のホテル内のコントユニット。

最近では「医龍」や「下北サンデーズ」に出演した池田鉄洋が主宰。

何故今月はこの舞台をチョイスしたかというと

今年見たナイロン100℃と、劇団、本谷有希子の舞台に

それぞれ猫のホテルの役者さんが客演していて

かなりインパクトのある芝居をしていたからです。

でも、「猫のホテル内コントユニット」をチョイスするあたり

我ながらさじ加減が微妙だなと思います(自画自賛or自虐)

内容はコントです。なのでストーリーとかないです。

最初はツボがわからなくて、ほとんど笑えなかったんですけど

中盤当たりから、徐々にテンポがつかめてきたのと

役者のテンションがガンガン高まってきたのとが相まって

気がつけばどっかんどっかん笑っている自分がおりました。

コントユニット、あなどりがたし。

次回は、猫のホテル本体の舞台を見に行きたいですなぁ・・・
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2006年10月12日

劇団、本谷有希子第11回公演「遭難、」。

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劇団、本谷有希子第11回公演「遭難、」@青山円形劇場

見てきました。しかも初日!

開演前のご案内アナウンスしてたのが本谷さんだったので

ちょっと嬉しかった(笑)


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2006年08月26日

初仕事納め。

商事会社クロス商事の新入社員・仲畑準は、
出社初日に寝坊していきなり2時間の遅刻。
あわてて会社に駆け込み必死に誤る仲畑に、
それ以上に恐縮して平謝りするクロス商事の社長以下全社員。
なんとそれは、クロス商事倒産の日だったのである。
そんな混乱と混迷の中、仲畑に与えられた初仕事とは?
そしてスーパー営業マン田島が語る真相とは?
はたして、悪戦苦闘の社長、東奔西走する社員たちに未来はあるのか?
万策つきたクロス商事に最後の時は、確実に近づいている・・・!!(ビラより転載)


いきなり私の真横を金子貴俊が走り抜けてスタート。

みなさんいい味ですが、西村雅彦はやっぱり面白かった。

あんな間近で西村雅彦を見ることは、もう一生無いでしょう。

紅一点の中本奈奈さんのテンションはストライク。

笑いどころも多くて、楽しめました。

もうちょっと先が読めない方が個人的には好みですけど

そこは、あくまでも「好み」の誤差ってことで。
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2006年08月13日

劇団四季ミュージカル アイーダ。

福岡三連戦の最後を飾る劇団四季のアイーダ。

会場はキャナルシティ内の福岡シティ劇場。

すでにキャナルシティにはこんな看板が↓
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さらに、エレベータもアイーダ↓
SSCN0478.JPG

福岡シティ劇場↓
SSCN0476.JPG

SSCN0477.JPG
一応、外観だけ。中を撮るのはマナー違反!

広域、ミュージカルは初めてです。

初ミュージカルが劇団四季とは私は幸せ者です。

チケットを手配してくれたねぇやん、ありがとうございますm(_ _)m

席は安めのチケットにもかかわらず非常によく見えました。


感想。

すげぇ!すげぇ!すげぇ!

「ミュージカルって、歌を歌いながら芝居するんでしょ!?

 ワケ分からなそう!」とか不遜にも思ってたのですが

すっげぇ面白いです。

歌唱力、演技力、ダンス、全てがとんでもないです。

特に、アイーダ役の濱田めぐみさんの歌声には鳥肌が立ちました。

濱田さん、きれいでかっこよかった。


あとすごかったのは舞台装置。

何十種類も背景やセットがあって

それらがもの凄いなめらかさと速さで転換するんですが

あれはどうなっているんですか!?

とても人間業とはおもえないんですが・・・


なんか四季にはまってしまいそうな危険な予感・・・

*劇団四季 ステージガイド アイーダ*
http://www.shiki.gr.jp/applause/aida/index.html
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2006年08月11日

PARCO-RECOMOTION Presents 開放弦。

借金のために偽装結婚した夫婦(丸山、水野)の家に集まってくる人々。

新郎のバンド仲間(大倉、京野)

新郎を車で跳ね、右腕を使えなくしてしまった漫画家夫婦(河原、犬山)

漫画家(妻)の担当編集者(伊藤)。

新婚夫婦の自宅を舞台に

登場人物それぞれの感情が入り乱れる。

そして、新婚夫婦の間にギターを介した不思議な関係が生まれ・・・

丸山と水野が二人でギターを弾くシーンは
(丸山演じる新郎は事故で右腕が動かなくなっているため
水野がピックで弦を弾き、丸山が左手で弦を押さえる、というシーン)

感動的な雰囲気を醸し出していて印象的。

更に印象的だったのは、ラストで水野が一人でギターを弾くシーン。

終盤で丸山演じる新郎が損んでしまうのだが

その葬儀の後、水野が一人でギターを弾く。

しかし、水野は弦を押さえることができないので

全ての弦が「開放弦」で弾かれてしまう。

タイトルの意味を納得すると同時に

そこまで2時間30分にわたり展開された人間関係に

ぽっかりと穴が空いてしまったことで、居心地の悪い感覚を覚えた。
(この作品の登場人物は、どこか「居心地の悪さ」を抱えた存在として
描かれており、最後には観客にもその感覚を与えたという点で
この作品は成功していると思う)

このように書くと

非常にシリアスな舞台だったかのような印象を与えかねないが

ラストがシリアスであるとはいえ

そこに至るまでの道程は笑いに満ちていた。

台詞は非常にユーモラスであり

また独特の間がえもいわれぬおかしみを生み出していた。

冒頭、大倉孝二が、死んだカモを舞台袖へけり出すシーンでは

会場から笑いとどよめきと拍手が飛び出したほど。

いい舞台だったと思う。

*開放弦HP(G2Produce内)*
http://www.g2produce.com/parco/kaiho/
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2006年05月04日

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ。

劇団、本谷有希子第八回公演

「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」のDVDを観ました。

この作品については小説版も読んでいるのですが

やっぱりシナリオの良さは素晴らしいです。

オチを知ってても

真相が明らかになった時はぞくぞくしますし

ラストシーンの圧倒的な迫力は

筆舌に尽くしがたいものがあります。

小説版を読まずにいきなり舞台版を観ていたら

ラストシーンが夢に出てきて、確実に不眠症です。

森尾舞と吉本菜穂子、いい味出し過ぎです。

劇団史上最高の評価を受けたというのも納得です。

全体の印象が陰鬱、ドロドロとしていた小説版とは違い

舞台ならではの笑いの要素も豊富で

よりライトに仕上がっていると思います。

それでも、自意識過剰がもたらす狂気と

自意識を支えるものの崩壊がもたらす狂気、

そこを描ききっているのはさすが。

現代社会における狂気の蔓延の原因をそこに看取するのは

決して深読みではないでしょう。

最新小説『ぜつぼう』も発売されたし

秋には青山円形劇場で本公演も打たれる予定だし

今後も本谷有希子から目が離せません。

ちなみに本作、本谷有希子本人も役者として出演しています。

チョイ役ですが、私は「本谷だー!」と思って

意識を完全に持って行かれました(笑)

あぁー今上演中のアウェー公演「密室彼女」@下北沢ザ・スズナリ

見に行きたかったよぅ(泣)



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2006年04月30日

イーオシバイ。

先日、月一演劇宣言をしたばかりですが

大分にいると、演劇が見られる機会なんてほとんどありません。

嘘だと思うなら、イープラスで「大分県」「演劇」指定で

公演検索してごらんなさいな。

大分出身者としてマジで凹むから。

演劇に限定しない、全公演数でも

福岡の10分の1

・・・

・・・

ごめん、、ちょっと泣いてた(泣)

え?本題を話せ?はいはい、ちょっと待ってね。

大分では生観劇はできない。

でも演劇が見たい!

というわけで今回利用したのが、

イーオシバイドットコム〜(大山のぶ代の声で)

こやつ、有名劇団の芝居をDVD化して販売しているサイト。

いや〜ネットで演劇のDVDが注文できて

しかも1本5000円前後で購入できるなんて

本当にいい時代になったものだ。

ネット社会万歳!

DVDを3枚注文して、昨日到着しました。

注文を出してから3営業日での配送完了。

大分への配送であることを考えれば、素晴らしい早さだ。

これからも頼むぞ!イーオシバイ!

あとは肝心のソフトの中身ですが

これは見たものから順にレビューしていきますので

しばしお待ちを!
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